【コレだけでOK】Outlookでメールをクリックしても既読にしない設定方法!

Windows活用

閲覧ウインドウに表示されるだけで、メールが既読になって困る…
Outlookで勝手に既読にならないように設定を変えたい!

Outlookでクリックしただけで「既読」になってしまい、見失ってしまうことって結構あると思います。既読・未読でメール管理をしようと思ったとき、この設定って意外に厄介ですよね。

Outlookのデフォルト設定では、メールを選択して閲覧ウィンドウに内容が表示されると、自動的に「開封済み(既読)」として扱われてしまいます。この記事では、Outlookでメールをクリックしても勝手に既読にならないようにする設定方法を解説します。

さらにメール管理を効率化する関連テクニックも、画像付きでわかりやすく解説しますので。ぜひ最後まで見てみてください。

【すぐに解決】Outlookでクリックしても既読にしない設定手順

まずは結論から。Outlookで「勝手に既読」を防ぐ設定は、デスクトップアプリ版とWeb版で手順が異なります。両方の設定方法を簡潔に解説します。

デスクトップアプリ版 Outlook の設定方法

最も一般的で、細かな設定が可能なデスクトップアプリ版の手順です。

Outlook画面左上の[ファイル]タブを選択
[オプション]を選択
[メール] → [閲覧ウィンドウ]
[閲覧ウィンドウでの表示が終わったら開封済みにする] のチェックを外す

[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じ、さらに[OK]をクリックしてオプション画面を閉じれば設定完了です。

この設定により、メールをクリックして閲覧ウィンドウに表示しただけでは既読にならず、メールをダブルクリックして別ウィンドウで開くか、Enterキーで開くという能動的な操作をした時だけ既読になります。

《補足:別のアクセス方法》
この設定画面には、[ファイル]タブからだけでなく、メイン画面の[表示]タブ → [閲覧ウィンドウ][オプション] からもアクセス可能です。こちらの方が素早くたどり着ける場合もあります。

Web版 Outlook の設定方法

ブラウザで利用するWeb版のOutlook (Outlook on the web) の設定手順です。

Outlook画面の右上にある歯車アイコン(設定)をクリック
画面を最大化しないと出ない場合があるので注意
[メール][メッセージの取り扱い] を選択
[既読にする] → [自動的に開封済みにしない]を選択
最後に[保存]ボタンをクリックすれば完了

これでWeb版でも、意図せず既読になるのを防ぐことができます。

Outlookの既読タイミングを自由にカスタマイズする方法

先ほど「チェックを外す」設定を紹介しましたが、Outlookの[閲覧ウィンドウ]オプションでは、既読タイミングをもう少し柔軟にカスタマイズすることも可能です。ご自身の業務スタイルに合わせて最適な設定を見つけてください。

「指定した秒数が経過したら開封済みにする」

「クリックしたら即既読は困るけど、いちいちダブルクリックするのも面倒…」という方向けの設定です。

[次の時間閲覧ウィンドウで表示するとアイテムを開封済みにする] にチェックを入れ、秒数を指定します。

こうすると、メールを選択してから指定した秒数が経過すると、自動的に既読になります。メールを流し読みしている最中に勝手に既読になるのを防ぎつつ、しっかり読んだメールは自動で既読にしてくれる、バランス型の設定と言えます。

【逆引き】閲覧ウィンドウで読んでも「既読にならない」時の対処法

ここまでは「既読にしない」設定でしたが、逆に「閲覧ウィンドウでしっかり読んだのに、いつまでも未読のままで不便!」という悩みを持つ方もいるかもしれません。

その原因は、まさにこれまで解説してきた設定がオフになっているためです。

デスクトップ版Outlookの[閲覧ウィンドウ]オプション([ファイル]→[オプション]→[メール]→[閲覧ウィンドウ])を開き、以下のいずれかの設定に変更してください。

  • パターンA:即時既読にしたい場合
    [次の時間閲覧ウィンドウで表示するとアイテムを開封済みにする] にチェックを入れ、秒数を「0」秒に設定します。
  • パターンB:閲覧したら既読にしたい場合
    [閲覧ウィンドウでの表示が終わったら開封済みにする] にチェックを入れます。(デフォルト設定)

Web版の場合は、[設定] → [メール] → [メッセージの取り扱い] で、[選択後すぐに開封済みにする] などを選択すればOKです。

【効率化UP】ショートカットキーで既読/未読を瞬時に切り替える

設定を見直すだけでなく、日々の操作も効率化しましょう。Outlookでは、選択したメールの既読・未読状態をショートカットキーで瞬時に切り替えることができます。

この2つを覚えておくだけで、マウス操作が格段に減り、メール処理速度が劇的に向上します。

メッセージを「既読」にするショートカット

「未読」のメールを選択した状態で、以下のキーを押します。

Ctrl + Q

これで一瞬で「既読」状態にできます。

メッセージを「未読」に戻すショートカット

逆に、「既読」にしてしまったメール(対応が必要なメールなど)を「未読」に戻したい場合は、以下のキーを押します。

Ctrl + U

「勝手に既読」設定をオフにした上で、読み終わったメールは Ctrl + Q で既読にし、要対応のメールは Ctrl + U で未読に戻す、という運用が非常に効率的です。

まとめ:既読設定を見直してメール管理を効率化しよう

今回は、Outlookでメールが勝手に既読になるのを防ぐ設定方法について、その理由や関連テクニックとあわせて詳しく解説しました。

Outlookの既読設定は、デフォルトのまま使うのではなく、ご自身の業務スタイルやメール管理のルールに合わせてカスタマイズすることが非常に重要です。

「閲覧ウィンドウでの表示が終わったら開封済みにする」のチェックを外し、ショートカットキー(Ctrl+Q / Ctrl+U)を併用することで、メールの見落としを防ぎ、日々の業務効率化につなげることができます。ぜひ、設定を見直してみてください。

またこのブログではほかにも様々な効率化に関する情報を発信しています。他の記事も参考にして、ぜひ効率化を進めてみてください!

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