【画像で解説】Excelが「編集のためロックされています」と出る!誰も使っていないのに開けないときの対処法

Windows活用

共有フォルダのExcelを開こうとしたら「編集のためロックされています」と出て使えない…
誰も開いていないのに、エクセルファイルが編集できない!

誰かが使っていてエクセルが編集できないことって多いですよね。読み取り専用で開けても、入力ができないので仕事が止まってしまいます。しかも、開いていると書かれている人に聞いても、もう開いていないということがそれなりにあるのが厄介なところです。

実はこれ、本当に誰かが開いているとは限りません。前に開いた人の後始末がうまくいかず、目に見えないファイルが残っているだけ、というケースもかなり多いです。

この記事では、その解除の手順を画像付きで説明します。パソコンに詳しくなくてもできる内容ですので、順番に試してみてください。

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【結論】隠しファイルを表示して「~$」で始まるファイルを削除する

誰も開いていない場合、基本的に以下の手順で編集可能になります。

  1. 開けないExcelファイルが置いてあるフォルダーを開く
  2. 隠しファイルを表示する設定に変える
  3. オプションから「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す
  4. ~$ファイル名.xlsxというファイルを削除します

本当に誰も開いていなければ、90%の確率で解除できます。また削除できるかどうかで、本当に誰かが開いているのかが分かります。

すんなり削除できたなら、それは誰も使っていない残骸だったということです。逆に「使用中のため削除できません」と言われたら、本当に誰かが開いていることになります。何らかのエラーで開いていないように見えることもまれにありますが、基本的には開いている人にExcelを完全に終了してもらわないことにはどうにもなりません。

この点だけ先に頭に入れておいてください。

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なぜ、誰も開いていないのにロックされるのか

Excelには、1つのファイルを2人が同時に書き換えてしまわないように、先に開いた人以外は読み取り専用になる仕組みがあります。これ自体は、データが壊れるのを防ぐための正常な動きです。

このとき、Excelは同じフォルダーの中に~$(チルダとドル記号)で始まるファイルを作ります。この中に「今このファイルを開いている人の名前」が記録されていて、他の人が開こうとしたときの判定に使われています。

普通はファイルを閉じると同時に自動で消えます。ところがExcelが異常終了したり、ファイルサーバーとの接続が急に切れたりすると、この~$ファイルだけが取り残されてしまうことがあります。

つまり、誰も開いていないのに「開いている人がいます」という札だけが立ちっぱなしになっている状態です。Excelはその札を読んで判断しているだけですので、名前を書かれた本人がその後どうしていようと関係ありません。札を外せば、それで解決します。

手順1:隠しファイルを表示する設定に変える

~$ファイルは普段は見えないようになっていますので、まず見えるようにします。

  1. そのExcelファイルが置いてあるフォルダーを開きます
  2. 上のメニューの[表示]をクリックします
  3. [表示]にマウスを合わせます
  4. [隠しファイル]をクリックしてチェックを入れます

設定を変えると、これまで見えていなかったファイルが薄い色で表示されるようになります。この設定はいつでも元に戻せますし、他のフォルダーの中身が壊れることもありませんので、気軽に切り替えて大丈夫です。

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手順2:保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しないのチェックを外す。

メニューバーにある「…」から、オプションを選択します。

「表示」リボンを選択し、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」というチェックボックスを外します。

チェックを外そうとすると、以下のような警告画面が表示されます。

この設定変更で、消してはいけないファイルも表示されるようになるため、その警告画面となっています。

今後のミス防止のため、この処理が終わったら忘れずこのチェックは戻すようにしましょう。

警告で「はい」を押し、「適用」を押すと設定は完了です。

手順2:~$で始まるファイルを削除する

開けないファイルと同じ名前で、頭に~$が付いたファイルを探します。たとえば「test.xlsx」なら「~$test.xlsx」です。

これを選んでDeleteキーで削除します。

削除できたら、元のExcelファイルを開き直してみてください。ロックが外れているはずです。

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⚠️ 消してしまって大丈夫なのか気になる方へ

ここは心配になるところだと思います。ただ、この操作は思ったより安全です。

誰かが本当にそのファイルを開いている最中であれば、~$ファイルはロックされていて削除できないからです。削除できてしまったということは、それはもう誰も使っていない残骸だったという意味になります。

また、~$ファイルの中身は「誰が開いているか」の記録だけで、みなさんが作った表やデータは一切入っていません。消してもExcelファイルの中身が失われることはありませんので、その点も安心してください。

それでも不安であれば、削除ではなくデスクトップに移動させておく方法でも同じ結果になります。問題が起きたら戻せます。

「使用中のため削除できません」と出た場合

この場合は、本当に誰かがそのファイルを開いています。残骸ではありませんので、開いている人に閉じてもらう必要があります。

ただ、その「誰か」が自分自身であることも意外と多いです。順番に確認していきましょう。

まず、自分のパソコンを確認します

Excelが強制終了したあとなどに、画面上は閉じたつもりでも裏で動き続けていることがあります。

  1. Ctrl+Alt+Deleteを同時に押します
  2. [タスクマネージャー]をクリックします
  3. 一覧に[Microsoft Excel]があれば選んで、[タスクの終了]をクリックします

[タスクの終了]を実行すると、開いているExcelは保存されずに閉じられます。他に編集中のファイルがある場合は、先に保存してから実行してください。

終了できたら、もう一度~$ファイルの削除を試してみてください。

次に、表示されていた名前の人に頼みます

自分のパソコンに残っていなかった場合は、その人のパソコンで開かれています。頼むときは、ファイルを閉じるだけでなくExcelそのものを終了してもらうようにお願いしてください。ファイルだけ閉じてもExcelが裏に残っていると、ロックが解除されないことがあるからです。

「Excelを全部閉じてもらえますか」と伝えるのが一番通じやすいと思います。それでも状況が変わらなければ、パソコンの再起動をお願いすると確実です。

⚠️ 他の人のExcelを自分の席から終了させることはできません

タスクマネージャーで操作できるのは、自分が今使っているパソコンの中だけです。他の人のパソコンで動いているExcelを、自分の席から終了させることはできません。ここは声をかけるしかない部分ですので、割り切ってお願いしてしまいましょう。

ちなみに、待てる状況であれば、ロックのダイアログにある[通知]ボタンを押しておく手もあります。相手がファイルを閉じたタイミングでお知らせが出ますので、何度も開き直して確認する手間が省けます。

表示される名前が実際の人と違うのはなぜか

「いつも同じ人の名前が出るけれど、その人は使っていない」という現象も、同じ理由で起きています。

Excelは~$ファイルに書かれている名前をそのまま表示しているだけですので、残骸が残っていれば、その残骸を作った人の名前がいつまでも出続けます。もう何日も前に開いた人の名前が表示されている、ということも起こります。

判断の目安として、~$ファイルの更新日時を見てみてください。今日の日付でなければ、まず残骸だと考えて良いと思います。

ちなみに、名前ではなく「ほかのユーザー」と表示されることもあります。これは名前を読み取れなかったときの表示です。誰に声をかければいいのか分からないので厄介ですが、やることは同じで、~$ファイルを削除すれば解除できます。

それでも解除されないときは

~$ファイルが見当たらない、または削除できたのに直らない場合は、ファイルサーバー側に接続の記録が残っている可能性があります。

これはサーバーを管理している人でないと操作できません。一定時間がたつと改善されているケースも多いですが、日付をまたいでも改善されないときは、情報システム部門に相談してみてください。

管理者側では、サーバーで開いているファイルの一覧を確認して、そこから強制的に閉じることができます。自分では手が出せない領域ですので、ここは素直に頼ったほうが早いと思います。

OneDriveやSharePointに置いてある場合は少し違います

ここまでは社内の共有フォルダー(ファイルサーバー)に置いたファイルの話です。

OneDriveやSharePoint、Teamsのファイルタブに置いてあるファイルの場合は、そもそも複数人で同時に編集できる仕組みになっていますので、今回のロックは基本的に発生しません。

もしそちらで編集できない場合は、同期がうまくいっていないなど別の原因が考えられます。まずはブラウザーでファイルを開いてみて、そこで編集できるかどうかを確かめてみてください。

まとめ

  • 隠しファイルを表示して、~$で始まるファイルを削除すれば解除できます
  • 削除できたということは、誰も開いていない残骸だったという意味ですので、安心して消して大丈夫です
  • 「使用中のため削除できません」と出たら、本当に誰かが開いています。まず自分のパソコンをタスクマネージャーで確認します
  • それでもダメなら、名前が出ている人にExcelそのものを終了してもらいます。他の人のExcelを自分の席から終了させることはできません
  • ~$ファイルが無いのに直らない場合は、サーバー側の問題ですので情報システム部門に相談します

共有フォルダーを使っている職場なら、たぶんまた起きます。今回のやり方を覚えておくと、次からは1分もかからずに片付けられるようになりますので、ぜひ試してみてください。

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