XMLファイルを出力したけど、<>だらけでどうしていいかわからない……
エクセルでXMLの開き方を知りたい!
普段見慣れない「.xml」という拡張子のファイル。いざクリックして開いてみたら、謎の英数字や「<>」などの記号がびっしり並んでいて困っていませんか。
実は、専用のビューアーソフトなどをわざわざインストールする必要はありません。この記事では、普段使い慣れているExcel(エクセル)の標準機能だけで、読めないXMLファイルを瞬時に綺麗な表形式に変換して確認する方法を解説します。
この記事の内容を参考にして、サクッとXMLファイルの開き方・確認方法をチェックしてみてください!
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【結論】一番早いXMLファイルの開き方(Excelへのドラッグ&ドロップ)
結論から言うと、XMLファイルの中身を最も早く確認する方法は「Excelへのドラッグ&ドロップ」です。
複雑な設定は一切不要で、たったの10秒で綺麗な表形式に変換できます。シンプルなデータ構造のXMLであれば、この方法だけで十分です。
具体的な手順
空のExcelブックを新規で開きます

XMLファイルを、Excelの画面上へ直接ドラッグ&ドロップ

「XMLテーブルとして開く」を選択して「OK」

「指定したXMLソースはスキーマを参照していません」に「OK」

これだけで、XML特有の「<>」で囲まれたタグが自動的に列の見出し(ヘッダー)に変換されます。

なお、XMLのデータによると、以下のようなインポートエラーが発生する場合があります。

ざっくりと確認するだけであれば「OK」で問題ありません。
ただ、一部テキストが反映されていない場合があります。完全に表示させるためには、後ほど紹介する、Power queryでのエクセル入力を行ってください。
目的別:ブラウザ・メモ帳・ビューアーとExcelの使い分け
XMLファイルを開く方法は、エクセル以外にもいくつか存在します。状況や目的に応じて最適なツールを選べれば、より効率よく確認が可能です。
それぞれのツールの特徴と使い分け方を見ていきましょう。
ブラウザ・メモ帳(ちょっとした確認に最適)
「とりあえずどんなデータが入っているかちょっと見たい」という場合は、Edgeなどのブラウザや、Windows標準のメモ帳にドラッグ&ドロップするのが最速です。
ただし、文字が羅列されるだけなので、データをしっかりと読み解いたり、集計したりする用途には不向きです。

専用XMLビューアー(構造確認に特化)
インターネット上には、XMLをツリー状に見やすく表示してくれる専用ソフトや無料ツールがあります。
構造を把握するのには便利ですが、新しいソフトをインストールする手間や、使い方を覚える学習コストがかかってしまいます。
Excel(実務での確認・加工に最強)
「データをしっかりと確認したい」「後から検索や加工をしたい」という実務においては、やはりExcelが圧倒的に便利です。
何より誰もが使い慣れているツールである点が、最も便利なポイントです。加えて自動で表形式になり、そのまま社内資料として活用できる点が最大のメリットと言えます。
複雑なXMLには「Power Query(パワークエリ)」が最強な理由
先ほど紹介したドラッグ&ドロップは非常に簡単ですが、弱点もあります。それは、気象庁の防災情報データや、システムの複雑なログデータなど、「階層が深いXMLファイル」を開いた場合です。先ほどの例のようにちゃんと表示されないこともしばしば発生します。
そんな時に大活躍するのが、Excelに標準搭載されている「Power Query(パワークエリ)」という機能です。
Power Queryとは?
Power Queryは、様々な形式のデータをExcelに取り込み、使いやすい形に「整形」することに特化した強力なツールです。元データを壊すことなく、必要な情報だけを抽出できるのが特徴です。
Power Queryでの読み込み方
XMLファイルは、データの中にさらにデータが含まれる「マトリョーシカのような入れ子構造(ツリー構造)」をしています。Power Queryを使えば、この複雑な階層を綺麗に解体し、実務で扱いやすいフラットな二次元の表に変換することが可能です。
Excelの「データ」タブ→「データの取得」

「ファイルから」の中にある「XMLから」を選択

「データの取り込み」から読み取りたいxmlデータを選択

複数アイテムの選択→すべて選択→「データの変換」
必要なアイテムの場所がわかっている場合は一つで問題ありません。ただ、わからない場合はとりあえずすべて選択しておきましょう。

「↰↱」でデータを開いていき、必要なデータを開く
XMLデータはセルの中に、エクセルが入っているような構造になっています。詳細が見たい部分を「↰↱」で開いて、確認していきます。

「閉じて読み込む」を選択

こうして必要なテーブルを開いてシートに出力すれば、どんなに複雑なXMLも綺麗に整理できます。

ほかに開きたい部分や編集したい部分が出てきた場合は、上の「クエリ」から「編集」を選択すればOKです。

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XMLをExcelで開くときのよくあるエラーと対処法(文字化け・0落ち)
ExcelでXMLファイルを扱う際、いくつかのトラブルに遭遇することがあります。ここでは、よくあるエラーとその簡単な解決策をまとめました。
エラー1:文字化けして読めない
ファイルを開いたら日本語部分が文字化けしている場合は、文字コードが原因です。その場合は、一度対象のXMLファイルを「メモ帳」で開いてください。

そして、「名前を付けて保存」を選び、文字コードを「UTF-8」または「ANSI」に変更して上書き保存します。

その後、再度Excelで開くことで文字化けが解消されます。
エラー2:社員番号などの「頭のゼロ」が消える
「001」というデータが、Excelで開くと単なる「1」になってしまう現象です。これはExcelのおせっかい機能によるものです。
これを防ぐには、3章で紹介したPower Queryを使用します。データを読み込む際、Power Queryエディター上で該当列のデータ型を「テキスト」に変更してから出力することで、ゼロ落ちを防ぐことができます。

エラー3:「スキーマを参照していません」という警告が出る
冒頭でも紹介しましたが、ファイルをドラッグ&ドロップした際、「指定したXMLソースはスキーマを参照していません」というポップアップが出ることがあります。
これはエラーではなく、「Excel側で自動的に表の形を推測して作成しますよ」という単なる確認メッセージです。全く問題ありませんので、安心して「OK」を押して進めてください。
まとめ
「読めない!」と戸惑いがちなXMLファイルですが、目的を明確にすれば扱い方は非常にシンプルです。
- とりあえずどんなデータかチラ見したいなら「ブラウザやメモ帳」
- シンプルに表形式で確認したいなら「Excelへドラッグ&ドロップ」
- 複雑なデータを綺麗に整理・自動化したいなら「Power Query」
わざわざ出どころの分からないソフトを探す時間はもったいないです。普段から業務で使い慣れているExcelの標準機能をフル活用して、XMLファイルの確認作業をサクッと終わらせてしまいましょう。
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