40字×40行で設定したいのに、なぜか20行になってしまう…
何度設定しても、1行38文字になって40行の設定ができない!
大学のレポートや論文、小説の公募などで「1ページあたり40字×40行」という書式を指定されることはよくあります。しかし、Wordのページ設定で「40字×40行」と入力したはずなのに、設定通りにならないとお悩みの方は多いのではないでしょうか
結論から言うと、40字×40行に設定できない最大の原因は「フォント」です。この記事では、Wordで確実に「40字×40行」に設定するための手順をわかりやすく解説します。
初期設定フォントである「游明朝」のまま設定する裏技や、うまくいかない時の確認ポイントも網羅しています。また手っ取り早く作業を始めたい方向けに無料フォーマットも用意しているのでそちらもぜひ活用してみてください!
【無料配布】40字×40行設定済みのWordフォーマット(テンプレート)
「設定が面倒くさい」「今すぐ書き始めたい」という方のために、40字×40行に設定済みのWordテンプレートをご用意しました。
以下のリンクからダウンロードして、ご自由にお使いください。
もちろん自身で設定もできますので、既存の文書を修正したい方は、以下の解説を読み進めてください。
Wordで40字×40行にならない9割の原因は「フォント」
ページ設定で「40行」と指定したのに、実際には「20行」しか入らなくなってしまう現象。この最大の原因は、Wordの初期フォントである「游明朝」の仕様にあります。
游明朝は、文字の上下に余白が広く取られているデザインのフォントです。そのため、40行分を1ページに詰め込もうとすると、Word側が「行間が狭すぎる」と自動的に判断してしまいます。結果として、行間を広げて20行に減らしてしまうのです。
つまり、一番簡単な解決策は「フォントをMS明朝などに変更すること」です。游明朝以外のフォントを使えば9割この問題は解決します。
【基本】フォントを変更して40字×40行に設定する方法
まずは、最もトラブルが少ない「MS明朝」を使って40字×40行に設定する手順を解説します。
ページ設定を開く
Wordの上部にある「レイアウト」タブから、「ページ設定」グループの右下の矢印のアイコンをクリックしてください。

文字数と行数を指定する
「文字数と行数」のタブを選択し、「文字数と行数を指定する」という項目にチェックを入れてください。
すると、文字数と行数が入力できるようになるので、文字数を「40」、行数を「40」に設定します。

これで設定が完了のように思えますが、標準のフォントの場合これだけでは40行での指定ができません。そのため、フォントの変更を行います。
フォントをMS明朝に変更する
同じ画面の右下にある「フォントの設定」ボタンをクリックします。

日本語フォントの項目を「MS明朝」に変更し、サイズを「10.5」にして「OK」を押します。

設定を完了する
ページ設定の画面に戻ったら、最後に「OK」をクリックします。

これで、ぴったり40字×40行で入力できるようになります。
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どうしても「游明朝」のまま40字×40行にしたい場合の解決策
「学校や提出先の規定で游明朝を指定されている」「見栄えが良いから游明朝のままにしたい」という場合もあるでしょう。
游明朝のままで40行に収めるには、行間を固定値に変更する必要があります。この際、文字の改行を消しても設定がリセットされないよう、ベースとなる「標準スタイル」を変更するのが確実です。
「標準」スタイルを変更する
画面上部の「ホーム」タブの「スタイル」という枠の中にある、「標準」を右クリックし、「変更」を選択します。

段落設定を開く
「スタイルの変更」画面が開いたら、左下にある「書式」ボタンをクリックし、「段落」を選択します。

行間を固定値にする
「インデントと行間隔」タブで、行間を「固定値」、間隔を「16.4 pt」に設定して「OK」を押します。

適用範囲を決めて完了する
「スタイルの変更」画面に戻ったら、画面下部にある選択肢を確認します。
- 今回作っているファイルだけ適用したい場合:「この文書のみ」を選択
- 今後Wordを開くたびにこの設定にしたい場合:「このテンプレートを使用した新規文書」を選択
最後に「OK」を押して完了です。

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設定できない時のトラブルシューティング(確認ポイント)
上記の方法を試しても、「どう頑張っても1行あたり38文字になってしまう」「どうしてもズレる」という場合は、以下の2点を確認してください。
確認1:標準スタイルのフォントサイズを確認する
ページ設定で決まる「1行あたりの文字数」は、「標準スタイル」のフォントサイズを基準として計算されます。本文を直接選択してフォントサイズだけを大きく(または小さく)していると、基準となる文字サイズとズレが生じます。その結果、指定した文字数になりません。
遊明朝のまま40文字×40行で紹介した手順で出てきたスタイル変更画面で、標準スタイルのフォントサイズ(例:10.5pt)が正しく設定されているか確認してください。

確認2:段落の「インデント」が0になっているか確認する
フォントサイズの問題でない場合は、段落のインデント(字下げ)設定が影響している可能性が高いです。左右のインデントが「0字」以外になっていると、その分だけ文字を入力できる横幅のスペースが狭くなります。そのため、設定した40文字が入りきらなくなってしまうのです。
その場合、対象の文章を選択し、「レイアウト」タブの「段落」にあるインデントを確認しましょう。
「左インデント」と「右インデント」の数値が、両方とも「0 mm(または 0 字)」になっていない場合は、0字に変更してください。

まとめ
Wordで「40字×40行」の設定がうまくいかない時の原因と解決策について解説しました。一番の原因は「游明朝」などのフォントの仕様にあります。
手軽に設定したい場合は、フォントを「MS明朝」に変更するのが確実です。どうしても游明朝を使いたい場合は、段落設定から行間を「固定値(16.4pt)」に指定しましょう。また、文字数が38文字などにズレてしまう時は、標準スタイルのフォントサイズとインデントの設定を見直してください。
これらの仕組みを理解しておけば、レポートや論文のフォーマット作成で迷うことはなくなります。手軽に済ませたい方は、記事上部で配布している無料テンプレートもぜひご活用ください。
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