ChatGPTと同じAIモデルなら、無料で使えるCopilotで十分じゃないか?
ChatGPTとCopilotの違いを知りたい!
ChatGPTの有料プランを検討するとき、考えたことがある人もいるのではないでしょうか?実際に、無料版のCopilotはWeb検索や画像生成にも対応しており、ChatGPTの無料版よりも機能が豊富に感じられる場面も少なくありません。そもそもCopilotもGPT系のモデルを使っている為、「だったら有料のChatGPTじゃなくて、無料のCopilotでいいのでは?」と考えるのも自然です。
この記事では、そんなCopilotとChatGPTはどういった人にどちらがおすすめなのかを紹介します。また具体的な違いを、料金プランから搭載されているAIモデルの性能まで、徹底的に比較・解説します。
【結論】あなたへのおすすめはコレ!一目でわかる比較表
結論、「簡単な調べ物・文章作成ならCopilot」「専門的な分析・質の高い文章作成ならChatGPT」と用途別でどちらを使うか判断するのがおすすめです。
個人的な使用感としてCopilotは、ChatGPTの有料と無料(制限後)の間くらいの分析・文章作成の精度です。簡単な翻訳、文章作成、画像認識などは問題なくできるので、その点も踏まえて検討してみてく笹井。
| 目的 | おすすめ | 主な理由 |
|---|---|---|
| Webの最新情報を収集・要約したい | Copilot | 標準でWeb検索機能が統合されており、情報の参照元が明記されるため信頼性が高い。 |
| 生成AIでの業務効率化を試したい | Copilot | 翻訳・メール作成・画像認識を利用したベタ打ちなど、活用できるかを試すのにおすすめ。 |
| WordやExcel、PowerPointを効率化したい | Copilot Pro (有料) | 各アプリ内で直接AIを呼び出し、資料作成やデータ分析を自動化できる唯一無二の機能。 |
| 自然でクオリティの高い文章を作成したい | ChatGPT (Plus) | ブログ記事やスピーチ原稿など長文のクリエイティブな執筆が得意。 |
| PDFやデータファイルを分析させたい | ChatGPT (Plus) | ファイルを直接アップロードし、内容の要約、データ分析、グラフ作成まで実行できる。 |
| 自分専用のAIをカスタマイズしたい | ChatGPT (Plus) | 特定の役割や知識を持たせたカスタムAI「GPTs」を作成・利用できる。 |
ChatGPTとCopilotの基本を比較|料金・モデル・違い
ここからは、両者の違いをより具体的に掘り下げていきます。
CopilodはChatGPTのAIモデルを使用していますが、無料でほぼ制限なく利用することができます。では何が違うのか、そういったところを詳しく解説を行います。
【料金比較】無料プランと有料プラン(Plus / Pro)の違い
まず料金プランの違いを解説します。どちらも無料プランと、月額制の有料プランがあるので、以下の表で解説します。
| サービス | プラン | 月額料金(目安) | 利用モデル | 主な機能・特徴 | 向いているユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | Free(無料) | 無料 | GPT-5 (mini含む) ※使用超過時はGPT-4o miniに切替 | 基本的なテキスト生成、短文会話、簡易要約・翻訳、Web検索連携。GPT-5での質問はあまりできない。 | 生成AIがどんなものかを試したい人 |
| Plus | 約3,000円 ($20) | GPT-5 / GPT-5 Thinking / GPT-4o / GPT-4.1系など | 高精度文章生成、長文文脈保持、画像解析、Webブラウジング、ファイル解析。 | 業務利用、長文作成、専門的質問への対応 | |
| Copilot | Free(無料) | 無料 | GPT-5 GPT-4 Turbo | Web検索連携、文章生成、要約、翻訳、画像生成。Officeアプリ連携なし。 | 費用をかけずにAIを業務利用したい人 |
| Pro | 約3,200円 | GPT-5 GPT-4 Turbo | Free+Microsoft 365アプリ連携。 | Microsoft 365アプリを日常的に使い、業務効率化を図りたい個人ユーザー |
Copilotでは「GPT-5」を無料で何度も利用できる点が大きなメリットです。ChatGPTの無料でも使用可能ですが、回数が限られているので、実務レベルで使うには少し物足りないと感じると思います。
ここからは、それぞれで使える機能とモデルを開設していきます。
Copilotで使えるモデルとモード
現在、Copilotでは4つのモードを利用することができます。それぞれの特徴を解説してきます。モードを選択することで、最新のGPT-5を使用することができます。
| サービス | モード/モデル | 推論の深さ | モデル | 主な利用目的 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Copilot | クイック応答 | 浅め(即答重視) | GPT‑4 Turbo系 | 日常会話、簡単な質問 | 高速・簡潔な返答、軽い調べ物向き。 |
| Think Deeper | 深い(多段推論) | o3‑mini (high)系 | 複雑な課題分析、計画立案 | 論理展開を丁寧に構築、理由や根拠を明示。 | |
| Smart (GPT-5) | 中〜深(自動切替) | GPT‑5系 | タスクに応じた柔軟対応 | 必要に応じて深くor速く思考を自動で切替。 | |
| アクション | 中〜深(長時間処理) | GPT‑4 Turbo系+外部連携 | 情報収集、日常業務の自動化 | 長時間かけてタスクを遂行、外部サービス連携可 |
ChatGPTで使えるモデル
一方、ChatGPT(特にPlusプラン)は、ユーザー自身が目的に応じて複数の高性能モデルを明示的に選択・切り替えられるのが特徴です。
ProではGPT-5が基本となっていて、ほかのモデルも選択が可能です。Freeプランでは、制限がかかるまではGPT-5、使用超過時はGPT-4o miniに切り替わります。
| モデル | 推論の深さ | 特徴 |
|---|---|---|
| GPT-5 | 中〜深 | 最新・最高性能の汎用モデル。あらゆる用途で高い精度を発揮。 |
| GPT-4.5 | 中〜深 | 創造性や美的感覚に優れ、人間らしい感情を理解するのが得意。 |
| GPT-4o | 中 | 画像・音声も統合的に扱えるマルチモーダル処理と高速応答が特徴。 |
| GPT-4o mini | 浅い | 日常的な質問や簡単な業務支援を行える、軽量モデル。 |
CopilotとChatGPTの「GPT-5」は何が違う?
両方のサービスで「GPT-5」という名前が出てきますが、これらは厳密には異なります。違いを表で解説します。
| 項目 | Copilot Smart (GPT‑5) | ChatGPT GPT‑5 |
|---|---|---|
| 位置づけ | Copilot内の会話モードの1つ。タスクに応じて思考の深さを自動切替。 | OpenAIの最新モデルそのもの。 |
| モデル構成 | GPT-5系をベースに、Copilot専用の応答最適化やUI連動機能を追加。 | GPT-5(メイン)、Thinking、Pro、miniなど複数のバリエーションが存在。 |
| 機能 | モードを選ぶと、内部で高速応答と推論特化を自動判定。 | Plusでは用途に応じて、推論の深さを切替可能。Freeでは自動選択。 |
| 特徴 | ユーザーが意識しなくても、タスクに応じて最適化された応答を返す。(自動運転) | モデル毎の性能差をユーザーが理解し、使い分けることで性能を最大限引き出せる。(Plus) |
簡単に言えば、CopilotのGPT-5は「Microsoft製品に最適化されたチューニング版」で、ChatGPTのGPT-5は「OpenAIが開発した素の高性能エンジンそのもの」です。
体感での精度の高さは、「ChatGPT Plus > Copilot > ChatGPT Free(制限後)」といった印象です。有料にするほどではないけど、無料では物足りないという方には、Copilotが最も適していると思います。
【目的別】あなたに合うのはどっち?使い方を徹底解説
ここまでの比較を踏まえ、具体的にどのような人がどちらのツールを選ぶべきか、利用シーンに沿って詳しく解説します。ご自身の仕事や使い方をイメージしながら読み進めてみてください。
Copilotがおすすめな人・使い方
① 無料でAIの業務効率化を試してみたい人
Copilotの最大の魅力は、無料でOpenAIの高性能モデル「GPT-5」が利用できる点です。「AIってどんなもの?」と興味を持った方で業務レベルで使えるかを試すのに最適なサービスだと思います。Web検索や画像生成も試せるため、AIの基本的な能力を手軽に体験できます。
② 常に最新の情報を参照しながら作業したい人
ニュース記事の要約、最新の技術トレンドの調査、競合他社のプレスリリースの分析など、情報の鮮度が重要なタスクを頻繁に行う方にはCopilotはとてもメリットがあります。参照元リンクが明記されるため、情報の裏取りもスムーズ。誤情報(ハルシネーション)のリスクを低減し、安心して業務に活用できます。
③ WordやExcelでの定型業務を自動化したいビジネスマン(Pro版)
「毎月の売上データをExcelでグラフ化して、その結果を基にWordで報告書を作成し、PowerPointで会議資料にまとめる」といった一連の定型業務に追われているなら、Copilot Proを検討する価値があります。各アプリ内でシームレスに連携し、これまで数時間かかっていた作業を数分に短縮できる可能性があります。
ChatGPTがおすすめな人・使い方
① ブログ記事やメルマガなど、質の高い長文を書きたい人
ChatGPT、特に有料のPlus版は、非常に自然で説得力のある文章を生成するのが得意です。単なる情報の羅列ではなく、読者の心に響くストーリーテリングや、論理的で一貫性のある文章構成が求められるコンテンツ作成において、強力なアシスタントとなります。
② PDF資料やデータファイルを読み込ませて分析したい人(Plus版)
数十ページに及ぶ論文のPDFを読み込ませて要約させたり、大量のアンケート結果が入力されたExcelファイルを分析させてインサイトを抽出したりと、高度な情報処理能力を求めるならChatGPT Plusが最適です。人間が読むには時間のかかる膨大な資料も、瞬時に要点を把握できます。
③ 自分だけの特化型AIアシスタントを作りたい人(Plus版)
ChatGPT Plusの「GPTs」という機能を使えば、特定の知識や役割を持たせた自分専用のAIを作成できます。例えば、「自社の製品情報だけを基に回答するカスタマーサポートAI」や、「常に丁寧なビジネスメールの文章を作成してくれる秘書AI」など、用途に合わせてAIをカスタマイズすることも可能です。
まとめ
この記事では、ChatGPTとCopilotの違いを多角的に比較・解説してきました。
ChatGPTは精度も高くとても強力なツールですが、利用料の高さなど少し障壁があるのも事実です。無料で業務改善に生かせるかどうかを試すうえでは、Copilotは使用できる回数も多くとてもおすすめできるツールです。
なお、無料でAI活用を考えている人は、いかに効率よく質問をするかも大切な要素となります。そういったAIを効率よく使用する情報もこのブログでは発信していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

